空売りと信用売りの違い
- 概要 -
空売りは、機関投資家が第三者（株主や証券会社など）から株を借りて売ることをいう。信用売りは、個人投資家が証券取引所で定められている信用取引制度の範囲内で株を売ることをいう。
- 詳しい解説 -
空売りと信用売りは、株式取引で使われる言葉で、両方とも同じ意味であるが、行為者によって呼称が異なる。
なお、信用取引には「制度信用取引」と「一般信用取引」の二種類があり、前者は6ヶ月以内に買い戻さなければならない、後者は無期限だが利息が高くつくなど、それぞれ一長一短がある。機関投資家とはヘッジファンド、政府系ファンド、銀行、証券会社、保険会社などの大口投資家で、一回に動かす金額が大きいので、株式市場での影響力が大きい。個人投資家とは異なり、委託されて運用することもあるので、分散投資することでリスク軽減を図りながら運用している。
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