カマンベールとブルーチーズの違い

-　詳しい解説　-

カマンベールは殺菌した牛乳を用いた工場で作られた物から、生乳を用いた手作りの物まで幅広くあり、フランスでは最も一般的で日常的に食べられるチーズの一つである。特にフランスパンとカマンベールは日本のおにぎりのように子どもの弁当の定番である。同じ白カビのチーズでも高級なブリーなどに比べると味が淡白でまろやかであり、より庶民的なチーズといえる。

一方ブルーチーズは、内部に青カビの緑色をした斑点のようなものが入っているのが特徴である。味は比較的塩辛いものが多い。代表的なブルーチーズにはフランスのロックフォール、イギリスのスティルトン、イタリアのゴルゴンゾーラがあり、日本では三大ブルーチーズとも呼ばれる。イタリアでは、ゴルゴンゾーラチーズをマスカルポーネチーズを混ぜたり、リゾットに使ったり加工して使用する場合も多い。