蚊とノミの違い

蚊とノミの違い

- 概要 -

蚊は人や動物などを刺して血を吸う。種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫である。一方、ノミは人や動物に寄生して血液を吸って生活する代表的な外部寄生害虫である。

- 詳しい解説 -

蚊とはハエ科の昆虫の一つである。人や動物などを刺して血を吸う。種によっては各種の病気を媒介する衛生害虫である。ヤブカ、イエカ、ハマダラカなど種類は非常に多い。特にアカイエカは日本脳炎を媒介し、ハマダラカはマラリアを媒介することで知られる。ヤブカは刺されると痒みがある。成虫はハエと同様に二枚の翅(はね)を持ち、体や脚は細長く、口の部分が針状になっているのが特徴である。卵は水中に産みつけられ、幼虫はぼうふらと呼ばれ水中で成長する。成虫は夏に多く見られる。

一方、ノミとはノミ目の昆虫の総称である。体長は1mm以下のものから1cm以下のものまであるが、概して小さい。人や動物に寄生して血液を吸って生活する代表的な外部寄生害虫である。世界中に見られる。またネズミに寄生するノミはペストを媒介する。複眼ではなく単眼を持ち、翅はないが後肢が発達してよく跳ねるのが特徴である。通常、メスはオスよりも大型であり、このことから夫より妻の方が大柄な夫婦を「蚤の夫婦」という。

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