蛾と蝶の違い

蛾と蝶の違い

- 概要 -

一般的に蝶は昼間好んで飛び、蛾は夜に飛ぶといわれる。しかし蛾の中には昼行性のもものも多い。また多くの蝶は止まるときに羽をたたんで止まり、それに対し蛾は羽を広げたままベタっと止まる。

- 詳しい解説 -

一般に蝶(チョウ)は美しいもので、蛾(ガ)は汚いものというイメージがあるが、実際は蛾と蝶の間にはっきりとした境があるわけではない。蝶とは昆虫網チョウ目あるいは鱗翅目(りんしもく)の中のアゲハチョウ上科、セセリチョウ上科、シャクガモドキ上科のものをさし、それ以外のものは全て蛾に分類される。したがって、蛾の種類の数は蝶の20倍とも30倍ともいわれる。日本で多く見られる蝶にはアゲハチョウ、モンシロチョウ、モンキチョウなどがいる。

蛾と蝶の最も大きな違いは触覚の形にあり、蝶の触覚は先が膨らんだこん棒のような形をしているか、丸まっている。一方、蛾の触角は先がとがっているかクシ状である。また、蛾は地味な色をしているものが多いが、海外には派手な見た目の蛾も多く存在し、ニシキオオツバメガなどは世界で最も美しい蛾と呼ばれている。

この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「罰金と反則金」、「おかゆとおじや」、「寄付と募金」、「ウイルスと細菌」、「薄口醤油と濃口醤油」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれて、あなたは自信を持って即答できるでしょうか?きっときちんと答えれる人はごくわずかでしょう。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは500個以上集めて詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?