カタツムリとナメクジの違い
- 概要 -
カタツムリは、殻も体の一部であり、殻を失うと死んでしまう。湿気のある場所を好み、またカルシウムを必要とするため、石灰岩質の地域には個体数が多くなり、コンクリートなどからカルシウムを摂取している。ナメクジは、殻をなくす方向に進化していったものであり、かたつむりとは異なる種である。カタツムリ同様湿気のある場所を好む。
- 詳しい解説 -
カタツムリとナメクジは、軟体動物であり、殻の保有の有無を除くと全く異なる種類である。
カタツムリは、軟体動物門腹足綱で殻があるものをいう。陸上に生息する巻貝のひとつであり、殻はカルシウムで形成されている。
カタツムリもナメクジも、それぞれ総称であり、種によって食べるものが異なり、草食性もいれば肉食性もいる。体の構造上、寄生虫の宿主になるので、素手で触ってしまったら念入りに消毒するほか、農作物を食べるので駆除の対象になることが多い。
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