片栗粉と天ぷら粉の違い

片栗粉と天ぷら粉の違い

- 概要 -

片栗粉とはデンプンの粉を精製して作った粉のことである。餡(あん)かけなどでとろみをつけたり、和菓子の原料や、立田揚げの衣などに用いられる。これに対して天ぷら粉の主な原材料は薄力粉、デンプン粉、卵黄粉、卵白粉、ベーキングパウダーなどである。

- 詳しい解説 -

片栗粉は本来はカタクリから作られていたために片栗粉という名前だが、現在ではほとんどがジャガイモのデンプンから作らている。

これに対して天ぷら粉は、天ぷら用の揚げ衣として開発された市販の粉である。天ぷらでは小麦粉のグルテン生成を抑えることが、さくっと揚げるコツである。そのため、普通の小麦粉に比べ、天ぷら粉ではグルテンが生成させるタンパク質が抑えられている。

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