風邪とインフルエンザの違い

風邪とインフルエンザの違い

- 概要 -

風邪は、医学的には明確に定義されていないが、主にウィルス感染により呼吸器系に炎症が起こった状態のことをさす。これに対してインフルエンザとはインフルエンザウィルスによって引き起こされる急性の感染症である。

- 詳しい解説 -

風邪とは、咳(せき)や鼻水、喉(のど)の痛み、発熱や頭痛などの症状を伴う症候群である。風邪症候群とも呼ばれ、医学的には明確に定義されておらず、特効薬もない。主にウィルス感染により呼吸器系に炎症が起こった状態のことをさす。感冒(かんぼう)とも呼ぶ。

これに対してインフルエンザとはインフルエンザウィルスによって引き起こされる急性の感染症である。流行性感冒とも呼ばれ、略して流感(りゅうかん)とも呼ばれる。日本では毎年のように冬場になると流行している。特にA型インフルエンザは感染力が非常に強く、症状もひどくなることが多い。予防方法としてはワクチンの接種がある。また手洗いうがいの励行や、換気をこまめに行うことなどがあげられる。

また、風邪では通常のどや鼻に症状が現れるのに対し、インフルエンザでは突然38℃から40℃近い高熱が出るのが特徴である。またインフルエンザでは気管支炎や肺炎を併発しやすく、ひどい全身の倦怠感や関節痛などの症状がある。

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