カジキとマグロの違い

カジキとマグロの違い

- 概要 -

カジキの特徴は、吻(ふん:上あごが剣のように長い)を持ち、遊泳速度が魚類の中で最も早く、気が荒く、肉質は脂肪が少なくてたんぱく質が豊富なことである。マグロは、体の構造上、常に高速遊泳しており少しでも止まると窒息してしまう。高速で遊泳する魚類であり最高速度は90kmである。

- 詳しい解説 -

カジキとマグロは、一部同じような特徴を持つので同じ仲間と混同されやすいが、全く別物である。

カジキは、スズキ目メカジキ科とマカジキ科に分類される魚類である。メカジキ科はメカジキ1種、マカジキ科はマカジキ、クロカジキ、バショウカジキなど11種である。メカジキは吻が最も長く、成魚で体長約4m、体重が約300kg、気性が最も荒いカジキである。

マグロは、スズキ目サバ科マグロ属に分類される魚類である。マグロの種類は多く、体長60cm〜3mとさまざまである。日本でよく目にするマグロは、クロマグロ、メバチマグロ、ビンチョウマグロ、キハダマグロなどである。世界中で漁獲量の増加により絶滅が危惧され、IUCNによりレッドリストに登録されている。

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