下級裁判所と最高裁判所の違い
- 概要 -
下級裁判所は日本の裁判所の中でも最高裁判所を除く裁判所をさす。これに対して最高裁判所とは、日本の三権である立法権、行政権、司法権のうちの司法権を担当する最高機関である。略して最高裁とも呼ばれる。
- 詳しい解説 -
全ての裁判所は最高裁判所の下に置かれる。最高裁判所での判決は上告について最終的な判断を下す権限を持ち、また憲法違反の疑いのある法令について判断を下す権限を持つ。このため最高裁判所は「憲法の番人」とも呼ばれる。
また最高裁判長は内閣が氏名し天皇によって任命され、最高裁の裁判官は内閣が任命する。これに対して下級裁判所の裁判長は最高裁の示した名簿により内閣が任命するという違いがある。
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