海流と潮流の違い

海流と潮流の違い

- 概要 -

海流は、常に同じ場所を一定の方向に流れている海水の流れを表わす。潮流は、潮汐の満ち引きによって、周期的に流れの方向がほぼ180度変わる海水の流れを表わす。

- 詳しい解説 -

海流と潮流は、海水の流れを表わす用語である。

日本近海では太平洋沿岸を北→南へ親潮(寒流)、太平洋沿岸を南→北へ黒潮(暖流)、日本海沿岸を南→北へ対馬暖流と呼ばれる海流が流れている。太平洋沿岸では親潮と黒潮がぶつかる海域ではプランクトンが大量に発生し、さまざまな魚が集まる餌の宝庫である。

潮流は、潮汐の満ち引きによって、周期的に流れの方向がほぼ180度変わる海水の流れを表わす。潮が引くときは、沖合の方向に向かって海水が流れていき、浜辺では岩や砂浜などの土俵が露出する面積が大きくなる。反対に潮が満ちてくるときは、浜辺の方向に向かって海水が流れてきて、岩や砂浜などの土俵は海水で覆われる。

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