カーボンとスチールの違い

カーボンとスチールの違い

- 概要 -

カーボンファイバーの長所は軽くて強い点である。鉄の四分の一の軽さでありながら、鉄の10倍の強度を持つ。スチールとは鋼のことで、一般に錆びやすいという欠点がある。また炭素の含有量が多い鋼を特に炭素鋼(カーボンスチール)という。

- 詳しい解説 -

カーボンとは元素としての炭素、また炭、あるいは工業原料としてインクなどに使われるカーボンブラックなどをさす。また、カーボンファイバー(炭素繊維)や炭素繊維強化プラスチックなども単にカーボンと呼ぶことがある。

カーボンファイバーの長所は軽くて強い点である。鉄の四分の一の軽さでありながら、鉄の10倍の強度を持つ。また耐摩耗性や耐熱性、電気伝導性にも優れている。ただ加工が難しく、製造コストが高く、リサイクルも難しい。ゴルフのアイアンのカーボンシャフトや、自転車のカーボンフレームという場合のカーボンは炭素繊維強化プラスチックをさす。

スチールとは鋼のことで、鉄を主成分とする合金であり、鉄の持つ性能を人口的に高めたものである。高合金のステンレスなどもスチールの一種である。鋼は一般に錆びやすいという欠点がある。また炭素の含有量が多い鋼を特に炭素鋼(カーボンスチール)という。また、スチールは自転車のフレーム素材としては最も一般的、クロムモリブデン鋼やマンガンモリブデン鋼が使われている。

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