お宮と神社の違い

お宮と神社の違い

- 概要 -

神社の名称の付け方は様々で、神社、大社、宮などの呼び方がある。現在ではお宮も神社もほとんど同じ意味で用いられるが、明治時代には天皇を祀るものを神宮とよび、皇族を祀るものを宮、功臣などを祀るものについては神社という名称が用いられるなど、使い分けがされていた。

- 詳しい解説 -

神社とは、日本の神道の神を祭り、祭祀(さいし)儀礼や、参拝のための施設がある場所のことである。また建物自体を神社と呼ぶこともある。「やしろ」や「お宮」とも呼ばれる。

通常、神社の周りには鎮守の森と呼ばれる森林があり、参道や社殿を囲っている。敷地内には神が鎮座する本殿、儀式などを行う拝殿をもつ社殿、神宝をおさめる宝殿、神に奉納する神楽(かぐら)を奏する神楽殿、また参拝者が心身を清める手水舎(ちょうずや)などがある。また神官が執務を行う場所は社務所(しゃむしょ)とよばれる。
神社の入り口には鳥居(とりい)があり、これは神域と俗界の境界の門に相当する。
また神社の入り口には対の狛犬(こまいぬ)が設置されていることが多い。

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