オペラグラスと双眼鏡の違い

オペラグラスと双眼鏡の違い

- 概要 -

オペラグラスは、劇場鑑賞で舞台から客席が遠く離れていてよく見えない場合、拡大して使うことを想定して作られている。拡大倍率は3〜4倍程度である。双眼鏡は、手持ちで目にあてて両目で見るもので、手持ちレンズでの最大倍率は10倍までとされている。

- 詳しい解説 -

オペラグラスと双眼鏡は、両方とも遠くにあるものを拡大して見やすくするための道具であり、両方とも形はほぼ同じだが目的に応じて機能性が異なる。

オペラグラスが誕生したのは19世紀後半のことで、劇場では、上流階級の人々は客席のサイドに設けられているボックス席で鑑賞するため、舞台から離れており見づらいという欠点があった。それを補うためにオペラグラスが考え出された。ドレスアップした服装に遜色ないデザイン性が求められたが、拡大倍率は3〜4倍程度である。

双眼鏡は、望遠鏡のひとつで、2つの円筒形の中に対物レンズと接眼レンズがあり、外部からの光が筒の中に入ってくるのを防ぎ、遠方のものを拡大して見られる構造になっている。

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