オットセイとセイウチの違い
- 概要 -
オットセイは、鰭脚類アシカ科に属し、オスは体長が約2m、体重は約200kgである。メスは体長が約1.3m、体重が約50kgである。セイウチは、鰭脚類セイウチ科に属し、たった1種類しかいない。鰭脚類の中で最大の生物であり、牙があるのが特徴である。オスは体長が約4m、体重が1.6tである。メスは体長が約2.6m、体重が約1.25tである。
- 詳しい解説 -
オットセイとセイウチは、海に生息する鰭脚類（ききゃくるい、ひれあしるい）と呼ばれ、前脚・後ろ脚が水中生活に適応できるようヒレになっている哺乳類である。休息・繁殖は陸上、海藻や魚介類の獲得は海中で行なう生物である。
オットセイは、鰭脚類アシカ科に属し、アシカ科の中のアシカやトドに比べると小型である。アシカ科は鰭脚類の中で前脚と後ろ脚が大きく、陸上でもこれらの脚を動かして効率よく歩行できる体になっている。オットセイは剛毛の中に柔らかい毛があるダブルコートで、毛皮は価値あるものとされてきた。
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