オーブンとトースターの違い
- 概要 -
オーブンとは熱した空気や壁面から発する赤外線により加熱したり、焼いたりすることのできる調理器具である。一方トースターとは、スライスした食パン２枚を焼くための電気調理器具である。
- 詳しい解説 -
オーブンは元はパン焼きに使われていた釜で、古代ギリシャ人が正面から出し入れできるパン焼きオーブンを初めて作ったと言われる。オーブンは、主にパンやケーキやクッキーなどの焼き菓子を作ったり、キャセロールやローストビーフやローストチキンなどの肉料理、またグラタンなどの調理に使われる。ガスオーブンか電気オーブンが一般的で、ともに温度調節が可能で、また下火による調理とまた天火（てんぴ）によりグリルできるものもある。
トースターは日本や北米では一般的に家庭で見られるが、食パンのトーストを食べる習慣のないヨーロッパの国ではあまり見られない。トースターにはポップアップ式とオーブン型がある。オーブン型ではバターを塗ってパンを焼いたり、ピザトーストなど具材を載せたまま焼いたり、餅を焼いたりすることもでき便利である。
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