大雨と豪雨の違い
- 概要 -
気象庁では災害の恐れのある雨を大雨と呼び、過去に著しい災害に至った雨を豪雨と呼び分けている。
- 詳しい解説 -
大雨、豪雨ともに激しく大量に降る雨のことである。
一般的には大雨と豪雨の使い方に区別をしないが、日本の気象庁は使い分けている。気象庁では災害の恐れのある雨を大雨と呼び、過去に著しい災害に至った雨を豪雨と呼び分けている。したがって、一般に発表する予報や警報において豪雨という言葉は使われない。過去に起こった災害と比べて「○○豪雨と同じ程度の大雨」などという使い方をする。
また、一般に集中豪雨と認識されている現象についても、気象庁では局地的大雨と集中豪雨として区別する。局地的大雨は、単独の積乱雲によりもたらされる数十分の間に数十ミリの雨量をもたらすことをさす。一方、集中豪雨は、積乱雲が連続して通過することによってもたらされ、数時間にわたって百ミリから数百ミリの雨が降ることをさす。
また、時間に関係なく狭い範囲で大雨が降ることを「局地豪雨」といい、予測が難しい突発的な大雨を「ゲリラ豪雨」と呼ぶことがある。
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