えんどう豆と大豆の違い
- 概要 -
莢(さや=種子を包んでいる殻)の柔らかい種では未熟なものをさやえんどうとして食用にしたり、成長を終え乾燥する前の生の豆をグリンピースとして食用にする。大豆は植物では唯一肉に匹敵するタンパク質を含んでおり、「畑の肉」とも呼ばれる。大豆を発芽させたものはモヤシとして食され、若い未成熟の豆は枝豆として食べる。
- 詳しい解説 -
えんどう豆とは、ヨーロッパ原産のマメ科の植物から取れるマメのことである。世界中で広く栽培され食用とされており、日本には9世紀から10世紀頃に中国より伝わった。豌豆とも書く。
莢(さや)が硬い種と柔らかい種があり、硬い種では完熟したときに豆を食用にする。日本ではアオエンドウが、うぐいす餡や煮豆などに調理して食されており、アカエンドウはみつ豆やゆで豆として食される。
これに対して大豆も同じくマメ科の植物で、世界中で栽培され食用にされている。日本でも古代より食用にされており、縄文時代の大豆も出土している。また大豆からは醤油や味噌のほか、大豆油やきなこ、豆腐など様々な食品が作られる。
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