エドヒガンとソメイヨシノの違い
- 概要 -
エドヒガンは、花は薄ピンク色〜白色で、花弁は5枚の一重咲き、花を先に咲かせ後から葉が出る、枝全体に花を咲かせる、木全体に産毛がある、花のがくの下が膨らんでいるのが特徴である。ソメイヨシノは、花が先に咲き、枝全体に花をつけ、エドヒガンザクラより花が大きく、がくの下が膨らんでおり、木全体に産毛が生えている。ただし、交雑種のため種子を作ることができないので接ぎ木等により繁殖される。
- 詳しい解説 -
エドヒガンとソメイヨシノは、ともに桜の種類を指す。
エドヒガンは、エドヒガンザクラという野生種の桜である。特に枝いっぱいに花をつける特徴により、さまざまな交配種の片親としても使われる。
ソメイヨシノは、エドヒガンザクラと同じく野生種のオオシマザクラを交配して作りだした交雑種(ハイブリット種)と言われている。オオシマザクラは花と葉を同時に咲かせ、若葉が緑色で花が白色であり、木全体に産毛がない。
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