旨いと美味いの違い

旨いと美味いの違い

- 概要 -

旨い、美味い、ともに飲食物の味がおいしい、味が良いという意味である。語源としては、果実などが熟して甘くなる「熟む(うむ)」からきていると言われる。今日では、「うまい」は「おいしい」に比べてぞんざいな印象を与える言葉と考えられている。

- 詳しい解説 -

特に旨いという場合、おいしいという意味の他に都合が良い、望ましい状態である、という意味もある。対義語は「まずい」である。例えば「彼はちょうど旨いタイミングでやってきた」「仕事が旨く運んで満足している」、「彼女は旨いこと言って煙に巻いた」「旨い汁を吸いつくす」などと使う。
また5つの基本の味覚の一つの旨味(うまみ)も旨いから来ている。

一方、美味いというのは当て字で、美味しい(おいしい)と同じ漢字を使っている。美味しいは、「美し(いし)」に由来し、好ましいや優れている、という意味がある。後に女性が美味であるという意味でも用いるようになり、美味しいという当て字が作られた。

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