魚の目といぼの違い
- 概要 -
魚の目(うおのめ)とは、足に合わない靴を長時間履いていたり、足の一部が圧迫されるような歩き方をする習慣がある場合にできる皮膚の異常である。一方、いぼとは皮膚にできる出来物のことで、ウィルス性のものと魚の目や老人性いぼのような良性腫瘍によるものがある。
- 詳しい解説 -
魚の目(うおのめ)とは、足に合わない靴を長時間履いていたり、足の一部が圧迫されるような歩き方をする習慣がある場合にできる皮膚の異常である。繰り返し摩擦が起きたり、刺激や加重が起こる部位にできる。皮膚の角質が厚くなり、硬くなってできる。魚の目は見た目が平らで、見た目から鶏眼(けいがん)とも呼ばれる。魚の目においては角質の表面だけが硬くなるのではなく、患部の中心部分にしんができ、そのしんが主に角質層の真皮(しんぴ)部分、つまり皮膚の内側に向って楔形(くさびがた)に大きくなっていく特徴がある。このため圧迫するとひどい痛みを伴う。
一方、いぼとは皮膚にできる出来物のことで、小さなドーム状の腫瘤(しゅりゅう)をさす。通常、表皮の一部が盛り上がった状態で角質の表面が荒くなっているのが特徴である。疣贅(ゆうぜい)とも呼ばれ、ウィルス性のものと魚の目や老人性いぼのような良性腫瘍によるものがある。ウィルス性のいぼはつまむと痛い場合が多く、患部を削った場合に出血する。一方魚の目では患部を削っても出血しない。
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