いよかんとデコポンの違い
- 概要 -
いよかんはオレンジとみかんの交雑種であるといわれている。愛媛県(伊予)で発見されたことから伊予柑とよばれる。皮は温州みかんより少し分厚く剥きやすい。果肉はジューシーで甘くほどよい酸味がある。これに対してデコポンは清美オレンジとポンカンの交配により作られた品種で、甘い果肉とへたの部分が丸く出っ張っているのが特徴である。
- 詳しい解説 -
いよかんとは日本で栽培される柑橘類の一つである。日本の在来種で主に愛媛県、和歌山県、山口県などで生産されている。柑橘類の中では温州みかんに次いで、二番目の生産量である。出回っているものは宮内伊予柑と呼ばれる種で、1月から3月が旬である。
これに対してデコポンとは日本で栽培される柑橘類の一つである。デコポンは熊本果実農業共同組合連合会の所有する登録商標で、一般名は不知火(シラヌヒ)である。デコポンは、シラヌヒの中でも糖度13度以上、酸度1度以下の高品質のものに限ってデコポンという名称を使用できる。熊本県、愛媛県、和歌山県、佐賀県、広島県で生産される。
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