アヒルとカモの違い

アヒルとカモの違い

- 概要 -

アヒルとは水鳥の一種でカモ科の野生のマガモを原種とし飼いならして作られた家禽(かきん)である。一方、カモとはカモ科の鳥類のうちで雁(がん)や白鳥を除いたものの総称である。

- 詳しい解説 -

アヒルは家鴨と書く。紀元前にヨーロッパと中国でそれぞれ家禽化され、飼育が容易なことから世界中で養育されている。家禽化の家庭で羽が小さくなり、少ししか飛べなくなった。また中には野生化したものもおり、池や沼地の近くに生息し、日本の公園などにも見られる。アヒルの肉は食用にもされ、鴨鍋や鴨のコンフィにする。また皮は北京ダック、肝臓はフォアグラにして食べる。卵の殻の色は薄い緑色で、ピータンなどにして食べる。

一方、カモは雁よりも体が小さめで、首が長くないものをさす。一般にオスの羽の色がカラフルで、メスの羽は褐色である。日本ではカルガモなどは年中見られるが、マガモ、コガモなどは冬期に見られる冬鳥である。日本では明治維新以前から食べられていた数少ない肉類の一つである。

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