アッサムとセイロンの違い
- 概要 -
アッサムとはインド北東部に位置するアッサム地方で栽培される紅茶のことである。甘みとコクがあり、香りも高い。一方、セイロンティーはスリランカ製の紅茶の総称のことである。高産地茶のウバはバラのような香りに爽やかな渋みがあり、明るいオレンジ色の水色が特徴的で、世界三大紅茶の一つにも数えられる。
- 詳しい解説 -
アッサム地方は降雨量が多く、世界有数の茶の産地である。葉の色は黒褐色であるが、水色が濃い赤褐色である。特にミルクティーとして飲まれることが多い。チャイ用の丸まった細かい形の茶葉、CTC茶にしたものががよく売られている。1839年に初めてイギリスに輸出されてから、インド紅茶を代表する茶として愛飲されている。
一方、セイロンティーはスリランカ製の紅茶の総称のことである。スリランカは1972年にスリランカ共和国として改名するまでセイロンと呼ばれていた。またスリランカが位置する主な島はセイロン島という。セイロンティーには茶園の標高により高産地茶、中産地茶、低産地茶の三種類がある。高産地茶のウバはバラのような香りに爽やかな渋みがあり、明るいオレンジ色の水色が特徴的で、世界三大紅茶の一つにも数えられる。
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