あせもと湿疹の違い

あせもと湿疹の違い

- 概要 -

あせもとは汗をかいたときに、小さな水疱(すいほう)や小さな丘疹(きゅうしん)、ぶつぶつができる皮膚の疾患をさす。一方湿疹とは、皮膚に起こる炎症で皮膚炎のことである。

- 詳しい解説 -

あせもとは汗疹(かんしん)の一般的な呼び名である。汗をかいたときに、小さな水疱(すいほう)や小さな丘疹(きゅうしん)、ぶつぶつができる皮膚の疾患をさす。
あせもは皮膚の下にある汗腺(かんせん)から皮膚表面にまで伸びる汗の通り道(汗管)がつまることが原因で起こる。かゆみがない場合も多いが、汗が皮膚内にたまることで湿疹を併発することがあり、この場合はかゆみが出る。体温調節がうまくできない赤ん坊や皮膚の弱い人に多いと言われている。通常、何もしなくても2、3日で治るが、さらに大量の汗をかくことで悪化する場合もある。シャワーなどで肌を清潔に保つことが必要である。

一方湿疹とは、皮膚に起こる炎症で皮膚炎のことである。湿疹を伴う皮膚炎にはアトピー性皮膚炎や、生後3ヶ月から1年の赤ん坊に起こりやすい乳児湿疹などがある。症状はあせもと似ているが、定義が異なるためあせもとは区別される。汗や皮脂、汚れや化学物質になどが原因で皮膚がじくじくしたり乾燥したりする様々な症状として現れる。

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