アサリとハマグリの違い
- 概要 -
ハマグリの表面はアサリと違いつるっとして滑らかで、一般的にアサリよりも大きめである。アサリと違い、生息環境が悪化すると潮の流れにのって逃げてしまい、広範囲を移動する。食用以外では、内側を装飾し、貝合わせなどにも使用されてきた。
- 詳しい解説 -
アサリ、ハマグリともにマルスダレイガイ科の二枚貝の一種である。
アサリは海岸の淡水の流れ込む塩分の薄い砂に生息しており、日本、アジア、地中海、またアメリカの太平洋岸などで広く見られる。日本では古くから食用とされてきており、貝塚などで多く貝殻が見つかっている。潮汁(うしおじる)や味噌汁、ヴォンゴレスパゲッティなどにして食べる。アサリの表面はざらざらとしており、幾何学模様や横縞など模様のバリエーションに富んでいる。
ハマグリも同じく内湾の砂地に生息しており、潮汁や酒蒸し、クラムチャウダーや焼き蛤(はまぐり)、また佃煮などに調理して食される。特にハマグリの潮汁はひな祭りに食べる習慣がある。
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