アクリルと塩ビの違い

アクリルと塩ビの違い

- 概要 -

アクリルは、透明度が高く見栄えも良く、加えて硬いが、一方で割れやすい。塩ビは、柔らかく割れにくい、加工がしやすい、そして接着強度も充分にあるが、一方で透明度が低いなど見栄えの部分で劣る。

- 詳しい解説 -

アクリルとはアクリル樹脂やアクリル繊維などの略である。アクリル樹脂は、透明性の高い合成樹脂で、特に透明の固体材はアクリルガラスと呼ばれる。高い透明性、耐衝撃性があり、着色が容易で、熱可塑形成も容易であることから、ガラスの代用品として建築や乗り物、照明器具から日用品や事務用品に至るまで幅広く用いられている。

これに対して塩ビとはポリ塩化ビニルの略である。PVCや塩化ビニル樹脂、ビニールとも呼ばれる。特に軟質ポリ塩化ビニルはソフトビニールやソフビとも呼ばれる。非常に安価に生産できることから、用途は幅広く、衣類やバッグ、文房具などの日用品から、建築材や内装のクッション材、断熱材、保護材として、あるいは網戸や水道パイプ、農業用資材などとして用いられる。

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