あかぎれとしもやけの違い
- 概要 -
あかぎれとは皮膚が乾燥して亀裂が入った状態のことである。それに対してしもやけとは、正式には凍瘡(とうそう)といい、冬場に手や足、耳などが毛細血管の血液の巡りが悪くなって起こる炎症のことである。
- 詳しい解説 -
あかぎれは水仕事の多い主婦や理容師、調理師などがなりやすく、特に冬場になりやすい。あかぎれという病気があるわけではなく、俗に手湿疹と呼ばれるものの症状である。水を触る手にできやすいが、冬場など足のかかとの皮膚が乾燥してひびが入った状態もあかぎれという。
しもやけになった部分は紅い発疹が出て、ひどくなると腫れてくる。冷たくなった部分を急激に温めると、ジンジンとしたしびれ感と一緒に、強いかゆみに襲われる。
しもやけは激しい温度差にさらされた場合になりやすいので、しもやけの予防には寒いときは手袋をしたり、手足が濡れたらすぐに乾かすなどの工夫を行うのが良い。またしもやけが乾燥すると、あかぎれになって皮膚の表面に亀裂が生じ出血したりする場合もある。
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