テントウムシの寿命
■ 平均寿命 : 2〜3年
■ 最高寿命 : 3年
- テントウムシの面白い雑学 -
テントウムシは丸くてつやつやした体で、見た目にもわかりやすい虫だよね。有名なのはナナホシテントウ。彼らは害虫であるアブラムシを食べることから、益虫として扱われてきたよ。
ただし、テントウムシのなかには害虫扱いされているものもあるんだ。農家の人が大切に作った野菜を食べてしまうものもいる。たとえばオオニジュウヤホシテントウは、ジャガイモやナス、ピーマンなどの葉を食べてしまうんだよ。
テントウムシは、驚くとびっくりしてひっくり返り、足を縮めてしまうんだ。まるで死んだように動かなくなる。これを「擬死」(ぎし)というんだ。そして、さらに攻撃されるとテントウムシは足の関節から黄色い汁が出てくる。この汁はとっても臭くて味も苦いんだ。鳥も、この汁だけは嫌っているんだよ。
なお、いかにも目立ちやすい外見のテントウムシだけど、これは鳥などに「あの臭くて苦い汁を出す虫だよ」とアピールしているからなんだ。
最高寿命(最高齢)はギネスやウィキペディア、その他で記録に残っているものを掲載していますが、記録にないものはネット上で集めた情報を精査して、信頼できるものをピックアップ・掲載しております。絶対に間違ってないとは言えませんが、概ね正しい数字になっていると思います。また正式に記録として残っていないものはおよその数字とお考えください。