スズメバチの平均寿命・最高寿命

スズメバチの寿命

■ 平均寿命 : 働きバチ1ヵ月半/オスバチ3ヵ月半/女王バチ5〜6年
■ 最高寿命 : 女王バチ6年

- スズメバチの面白い雑学 -
スズメバチは1匹の女王バチと、たくさんの働きバチが一緒に生活しているんだよ。女王バチは、子どもを産むのが仕事。働きバチは狩りをしたり、子育てをしたり、巣を掃除したりするんだよ(働きバチは捕まえた昆虫などを、「肉団子」のような状態にして巣に持ち帰る)。

日本には世界でももっとも大きいと言われている「オオスズメバチ」がいるよね。彼らは夏になってエサが少なくなってくると、他のスズメバチやミツバチの巣を襲うことがある。毒針を使って殺したり、大きなあごで相手を噛みちぎったりするんだ。そうして幼虫やさなぎを自分の巣に持ち帰って、仲間達と一緒に食べるんだ。

それ以外にも、巣を乗っ取ろうとするスズメバチもいるよ。チャイロスズメバチの女王バチは、キイロスズメバチなどの巣を襲い、そこにいる女王バチを殺して巣を乗っ取るんだ。このような行動は「社会寄生」と言われるよ。乗っ取りに成功した女王バチは、自分の子どもをたくさん産んで、巣の中にチャイロスズメバチを増やしていくんだ。
最高寿命(最高齢)はギネスやウィキペディア、その他で記録に残っているものを掲載していますが、記録にないものはネット上で集めた情報を精査して、信頼できるものをピックアップ・掲載しております。絶対に間違ってないとは言えませんが、概ね正しい数字になっていると思います。また正式に記録として残っていないものはおよその数字とお考えください。