フグの寿命
■ 平均寿命 : 10年
■ 最高寿命 : 10年以上
- フグの面白い雑学 -
フグには、いろんな仲間がいるんだ。たとえばトラフグやハコフグが有名だけど、日本にはだいたい50種類のフグがいるよ。そして、そのほとんどが毒を持っているんだ。
彼らは「テトロドトキシン」という名前の毒を持っているよ。
この毒は、動物の神経に影響を及ぼすんだ。人間がもしフグの毒を摂取しちゃうと、徐々に動きが鈍くなって、最後には息もできなくなっちゃう。ただし、養殖されているフグには毒はないよ(フグの毒はエサに含まれる毒が蓄積されたもの、養殖では毒のないエサで育てられる)。
ちなみにハコフグは、体の表面から毒を放出するんだ。危険を感じると、まわりに毒を出して自分の身を守ろうとするんだよ。でも、水槽の中で毒を出してしまうと、なんと自身も死んでしまうそうだ。
フグは、危険を感じると体を膨らませるんだ。これは胃の裏側にある、「膨張のう」という袋のおかげなんだぞ。口から飲んだ水をこの袋にためて、体を大きく膨れさせる。ただし、この仕組みはとても複雑で、フグにしかできないようなことなんだ。
最高寿命(最高齢)はギネスやウィキペディア、その他で記録に残っているものを掲載していますが、記録にないものはネット上で集めた情報を精査して、信頼できるものをピックアップ・掲載しております。絶対に間違ってないとは言えませんが、概ね正しい数字になっていると思います。また正式に記録として残っていないものはおよその数字とお考えください。