カサゴの平均寿命・最高寿命

カサゴは、背中とおしりのひれがトゲトゲしているという特徴があるよ。彼らは棲むところによって、体の色が変わってくるんだ。

たとえば比較的浅瀬に棲んでいるカサゴは、岩の色にも似た褐色だ。でも深海に棲んでいるカサゴは赤。これは、青い海の中では赤い体色が目立ちにくくなるから、こういう色になったそうだよ。

カサゴの由来は、漢字の「笠子」からきているよ。頭でっかちなスタイルから、まるで笠をかぶっているように見えるという意味からきているんだ。ただし、「まるで皮膚病のような肌の色で、かさぶたがあるようにも見える」ということから、「かさぶた」の「かさ」からきているという説もあるよ。

カサゴは、自分の体の中で卵を孵化させてから子どもの魚を産むんだよ。とっても小さい赤ちゃんを、一度に数万匹も産むんだ。生まれたばかりの赤ちゃん魚は、体にくっついている卵黄から栄養を補給する。そして成長すると、徐々にプランクトンを食べるようになるんだ。