カエルの寿命
■ 平均寿命 : 10〜15年(※ヒキガエル)
■ 最高寿命 : 36年(※ヒキガエル)
- カエルの面白い雑学 -
カエルのオスは、特徴的な声でよく鳴くよね。
でも、その鳴き方はカエルによって違うんだ。たとえばニホンアマガエルは、喉の下を膨らませて「グエッ、グエッ」という声で鳴く。ヌマガエルも喉を膨らませるけど、その膨らみ方はまるでハート型みたいで「キャウ、キャウ」とかわいらしく鳴くよ。さらに、トウキョウダルマガエルという種類のカエルは、ほほを膨らませて「グゲゲゲ」という、特徴的な鳴き方をする。
カエルが鳴くのは、繁殖期にメスを誘うためと言われている。また、雨が降りそうな時には気圧の変化を察して鳴くこともあるよ。
日本のヒキガエルは、冬眠から目覚めると繁殖をするために、池や沼に集まるんだ。何百匹のカエルが集まって繁殖する様子は、まさに壮観だ。まるで戦争のようにも見えるから、この繁殖の様子を「かわず合戦」と呼ぶよ。
カエルには、実は毒がある。彼らの皮膚からは、人間の粘膜や傷口を刺激するような粘液が出てくるんだ。そして、カエルの中にはとても強い毒をもつものも多い。たとえばヤドクガエルだ。彼らは美しい皮膚と人間を死に至らしめるほどの猛毒をもっている。だから、現地では矢の先にその毒を塗られて、狩りに使われることもあったんだよ。
最高寿命(最高齢)はギネスやウィキペディア、その他で記録に残っているものを掲載していますが、記録にないものはネット上で集めた情報を精査して、信頼できるものをピックアップ・掲載しております。絶対に間違ってないとは言えませんが、概ね正しい数字になっていると思います。また正式に記録として残っていないものはおよその数字とお考えください。