ヤマネの寿命
■ 平均寿命 : 野生3年/飼育下8年
■ 最高寿命 : 9年
- ヤマネの面白い雑学 -
ヤマネは、ネズミの仲間だよ。
彼らは日本しか棲んでいないんだ。本州や四国、九州にある森の中で生活しているよ。木のうろや枝の上、岩の割れ目などに、木の皮やコケを敷き詰めて巣を作って棲んでいるんだ。ヤマネは夜行性だから、昼はその巣穴で寝ていて、夜になると巣から出てきてエサを探したり、食事をしたりするんだ。
ヤマネは唯一、ネズミの仲間の中で盲腸がない。
盲腸には、植物を発酵させて分解する役割があるんだ。だから繊維が多い植物を食べても、ヤマネはそれを分解できない。そのため、フルーツや昆虫、鳥の卵を食べるんだ。ただし、果物の皮は分解できないから、中身だけ食べちゃう。
ヤマネは冬眠をする動物だよ。
冬眠している間は、小さなボールのように体を丸めて、体温が低下するのを防いでいるんだ。このボールのように眠る様子から、「マリネズミ」と呼ばれることもあるんだってさ。
最高寿命(最高齢)はギネスやウィキペディア、その他で記録に残っているものを掲載していますが、記録にないものはネット上で集めた情報を精査して、信頼できるものをピックアップ・掲載しております。絶対に間違ってないとは言えませんが、概ね正しい数字になっていると思います。また正式に記録として残っていないものはおよその数字とお考えください。