ニホンザルの平均寿命・最高寿命

ニホンザルは、名前の通り日本に生息しているサルだよ。群れを作って生活しているけれど、小さな群れで10頭、大きな群れでは数百頭単位で行動している。

ニホンザルはお互いの毛を触り合ったり、何かをつまんだりして過ごしているよね。これは「グルーミング」と呼ばれる、毛づくろいの一種なんだ。何かをつまんでいるようなしぐさはゴミやフケを拾っているだけじゃなく、シラミやノミをつまみとってあげているんだよ。

彼らはこうやってお互いに毛づくろいをして、体を清潔に保っているんだ。さらに、相手を安心させたり、友好の気持ちを表す行動でもある。なお、このグルーミングは知らないサル同士ではやらないんだって。親子や親せきのような関係じゃないと行われないよ。

宮崎県にある幸島に棲むニホンザルは、変わった行動をすることで知られているんだ。なんと、サツマイモを海水で洗って食べるんだ！偶然、あるニホンザルがこの行動をやってみたところ、どんどん仲間に広まっていったんだ。なんでも、サツマイモを洗う動きが面白いし、イモに塩味がついて美味しくなったことが原因だろうと言われているよ。