トナカイの平均寿命・最高寿命

トナカイは北極圏に生息している生き物だよ。
トナカイの特徴といえば、大きな角だよね。他のシカたちはオスしか角が生えないけれど、トナカイだけは、メスも角を持っているんだよ。

でも、どうしてメスのトナカイにも角が生えるのかなあ？それは、繁殖期のオスのように角を使って戦うためではなく、角を使って雪かきをするため。雪かきをして、子供のエサとなる植物をとってあげるんだ。用途が違うからオスとメスは角が生えている時期が違うよ。

トナカイといえば、サンタクロースのお供というイメージがある人も多いんじゃないかな。実は、1821年に発売された『子供たちのお友達』という絵本の中に、サンタクロースと一緒にトナカイが描かれたことがきっかけなんだ。そこからサンタクロースとトナカイはセットのイメージがついたんだよ。

トナカイは春になると、北に移動していくという習性がある。この移動は、数千キロにわたることもあるんだ。1ヵ月は昼夜を問わず歩き続けていくうちに、群れが合流して数万頭の集団にもなるんだ。そして秋になると、同じ道を通って元の場所に戻ってくるんだよ。