パピヨンの平均寿命・最高寿命

パピヨンの由来は、その大きな耳にあるよ。
パピヨンはフランス語で蝶の意味。パピヨンの耳の形が、蝶が羽根を開いたように見えるから「パピヨン」というわけだ。

このピンと立った耳がパピヨンの特徴でもあるけれど、耳が下に下がっているパピヨンだっているんだ。たれ耳のパピヨンは「ファーレーヌ」と呼ばれている。こちらはフランス語で「蛾」という意味なんだ！実は、昔のパピヨンは耳が垂れていたんだけど、交配を繰り返しているうちに今の立ち耳の犬になったんだよ。

パピヨンはかわいらしい外見から、フランス王妃のマリー・アントワネットをはじめとする上流階級にとても愛されたんだ。たとえばマリー・アントワネットが生まれたオーストリアでも、女帝マリア・テレジアの肖像画にパピヨンが描かれているんだって。

でも、お金持ちに飼われているイメージがついてしまったせいか、フランス革命が起こった際には飼い主の貴族と一緒に処刑されてしまったパピヨンも少なくないんだよ。