キャバリアの平均寿命・最高寿命

本当は「キャバリア・キングチャールズ・スパニエル」という種類の犬だけど、日本では「キャバリア」と呼ばれることが多い小型犬だよ。「キャバリア」という言葉の意味は、騎士を意味している。つまり、王様に仕えるナイトのように、忠実にご主人様を守ろうとする性格を持っているんだ。

王様がかわいがっていた「キング・チャールズ・スパニエル」を改良した犬種として、イギリスでは今も人気がある犬種だよ。だから、王様の名前にあたる「キングチャールズ」が名前の中に入っているんだね。当時の王様の肖像画にも、このキャバリアが一緒に描かれているものがたくさんあるんだ。

キャバリアは、昔のイギリスでは「コンフォーター・スパニエル」と呼ばれることもあったんだ。これは「癒やしのスパニエル」という意味。たとえば、ご主人様の冷えた足や膝を温めて、湯たんぽのような役割をして愛されてきた。

また、噛まれると体がかゆくなってしまうノミを自分のほうに引きつけて、ご主人様やその家族がノミの被害を受けにくくする役割も果たしてしていたんだよ。