紀州犬の平均寿命・最高寿命

紀州犬は、「きしゅうけん」じゃなくて「きしゅういぬ」と読むんだ。和歌山県で生まれた犬で、1934年に天然記念物の指定も受けているんだよ。もともとは、シカやイノシシを狩る猟犬として人気の犬種だった。現在では家庭犬として飼われていることが多いけれど、今でもイノシシ猟のお手伝いをしている犬もいるんだって。

紀州犬は、とても勇敢な性格をしている。優秀な紀州犬は、たった1頭でイノシシを倒してしまうほどたくましいんだ。そして、自分が信じているご主人にだけ忠誠を誓い、他の人には見向きもしない。その性質を見込んで、番犬として飼っている家もあるようだね。

紀州犬というと真っ白なイメージがあるけれど、昔は茶色やグレーがかった色の紀州犬もいたんだよ。でも、山林の中でイノシシや他の動物と見間違わないように、紀州犬は白！ということになったみたいだね。